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【第10回】銀歯とセラミックは何が違う?見た目だけではない本当の違い

医療コラム

「銀歯とセラミックって、見た目の違いだけですか?」

これは非常によくいただく質問です。

確かに、
銀歯は金属色、セラミックは白く自然。

見た目の違いはわかりやすい部分です。

しかし本当の違いは、
“素材の性質”と“口腔内環境への影響”にあります。

【① 即日修復ができるかどうか】

銀歯は型取りをして技工所に依頼するため、
通常は1〜2週間後の装着になります。

その間は「仮蓋」で過ごします。

仮蓋の期間中は、

・外れやすい
・隙間ができやすい
・細菌感染のリスクがある

といった問題が起こる可能性があります。

一方、セレックセラミックは
条件が整えば即日修復(1dayトリートメント)が可能です。

仮蓋期間を短縮できることは、
感染リスクを下げる意味でもメリットがあります。

【② 清掃性の違い】

セラミックは表面が非常に滑沢です。

・汚れが付着しにくい
・歯肉への刺激が少ない
・炎症が起こりにくい

という特徴があります。

その結果、

・歯周病リスクの軽減
・口臭予防

にもつながります。

銀歯は表面に細かな傷が入りやすく、
汚れが付着しやすい傾向があります。

【③ 対合歯への影響】

銀歯は硬度が高く、
場合によっては噛み合う歯を摩耗させることがあります。

セラミックは設計と調整次第ですが、
歯との調和を考えた咬合設計が可能です。

【④ 経年変化】

銀歯は時間とともに

・黒ずみ
・金属色の露出
・歯ぐきの変色

が起こることがあります。

セラミックは変色しにくく、
長期間自然な色調を保ちやすい素材です。

【では、銀歯はダメなのか?】

そうではありません。

強度が高く、
奥歯で力が強い方には適している場合もあります。

大切なのは、

「見た目」だけでなく
「長期的な口腔環境」まで考えることです。

【当院の考え方】

当院では、

セレックセラミック
ゴールド
CAD/CAM
銀歯

それぞれの特性を説明した上で、

“その方の噛み合わせ・生活背景・清掃状態”

を考慮してご提案しています。

次回は、

「即日修復(1dayトリートメント)は本当に安全なのか?」

について詳しくお話しします。

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